信州ボロ家再生の記録

天井改修(検討~甚大な被害を発見)

ご訪問ありがとうございます

唐突ですが、今度は天井に手を入れてみようかと思い立ちまして、

こんな感じの、いわゆる古民家という部類にはいる建物なんだと思います

元々低い天井があったのですが、一年半程前に破壊してからずっとこのままです
近づいて見ると結構汚いので、ここに合板を貼って見た目良くしたいのです
その前に、上の方に左右に長い竹を渡してあるのがわかりますでしょうか?映っていない所にもまだ数本あるのですが、当時はちゃんと等間隔に置いてあって、その上に藁のむしろがびっしり敷き詰められていました。たぶん断熱の為だったんだろうと思いますが。
ではまずこの竹を下ろします
うっ、汚い!竹だけに空洞部に汚いのが詰まってる!?
1本降ろす度に埃なのか煤なのかがまき散らされるぅ
しかも長いから(2間=3640mm)取り回しがたいへんだし、
あ~!!掃除機倒れるし~!も~邪魔!!!

奥義 「庭にぶん投げ」

竹は早く土に還るみたいなので後で端っこの方に置いときましょう
さて、気を取り直しましてw
合板貼る前に野縁を貼る必要がありますが、下地となる垂木は機械製材ではないのでどれだけ歪み、誤差があるかわかりませんので、水糸を張ってみます

う~ん、想像してたより大変

頭の中では910mmピッチで、タッカーで留めればいいんだから余裕余裕、なんて思ってたんですが、脚立に登って天井の寸法測るのは、無理とは言いませんがかなりキツイです

ということで、910mmピッチってこんなもんかな~って感じで張ってみました

糸見えますでしょうか?

意外と誤差・歪みは少なかったのですが、どうやって修正していくか、このまま野縁貼っちゃうか、また持ち帰って検討ですね

それじゃあ、材料も買っておかないと。

~翌週~

天井改修の件ですが、一週間やり方を考えた結果
いきなり野縁を貼る
   ↓
隙間に合板をかまして出来る限り水平になるようにする
   ↓
野縁が出来上がれば合板貼るの余裕でしょ♪
という、ちゃんと考えたとは到底思えない
ぶっつけ本番状態でスタート
まず野縁材(45×15×2000)をあてがいます。
うん、垂木が全然揃ってない・・・先は長そう
25mmのタッカーで止められるかと思っていたのですが、微調整でちょっと動かしたりすると抜けてしまいます。タッカーはあくまでも仮止めの効果しかないですね
でき得る限り水平にし、隙間に合板をかまし
ビスを打ち込み、目出度く一本目の野縁完了!
ビスのかかりが悪い垂木もありますね。腐りかけなんでしょうか・・・

455mmピッチで二本目

う~ん・・・垂木の状態が悪い。このまま続けていいんだろうか。
いずれどこかで辻褄が合わなくなる可能性大な気が・・・
そうこうしていると!梁に甚大な被害を発見!

あぁ、梁が腐れてますな

ここはもうポロッポロで掃除機で吸った方がいいくらい
ドライバーで抉ると、結構な範囲が弱ってますね
シロアリやら腐れやら他にもたくさんあるので驚きはしませんが、
この梁はあらわし梁というんでしょうか、見えるように仕上げたいと思っていたのでちょっとがっかり
ここの直し方はちゃんと考えておきまーす
・・・ということで今日は天井やーめた!
庭に行ってきまーす!
それではまた!
モバイルバージョンを終了